非認知能力

子どもの習い事、無理なく続けるには?挫折感が残らない辞め方は?

幼少期の習い事には、親のサポートが必要不可欠です。

親が子どもの気持ちをくみとり、寄り添いながら進めていくことで、たくさんの学びを得ることができます。

その反面、親の関わり方次第で、親子関係がぎくしゃくする危険性もあります。

子どもがせっかく始めた習い事を無理なく続けさせるには、どうしたら良いのでしょうか。

また、途中で「習い事を辞めたい」と言い出したら、どのように対処すれば良いのでしょうか。

子どもの習い事を無理なく続ける方法と、挫折感が残らない辞め方について、一緒に考えていきましょう。

子どもの習い事。無理なく続けるためのポイント5つ

現在、子どもがなんらかの習い事に取り組んでいる家庭も多いと思います。

習い事は、専門的な技能を身につけるだけでなく、指導者とのやりとりや周りの友達との関わりなどを通し、主体性、コミュニケーション能力、課題解決力などの非認知能力を育むことができます。

子どもが始めた習い事を無理なく続けるためのポイントを5つ、紹介します。

・習い事の「目的」を再認識する

・子どもの「好き」が大前提

・わが子の様子を観察し、見守る

・子どもの声に耳を傾け、頑張りに注目する

・習い続ける途中で軌道修正もOK

習い事の「目的」を再認識する

「日々の生活のアクセントにしたい」「大人になったときの引き出しを増やす」「外遊びの代わりに体を鍛える」etc.

まずは、なんのためにわが子に習い事をさせるのか、その「目的」を親自身が再認識しましょう。

子どもの「好き」が大前提

子どもが習い事を続けていくうえでいちばん大切なのは、「これが好き!」「上手になりたい!」という気持ちです。

習い事に対してポジティブな気持ちを保てるような環境づくりを心がけましょう。

わが子の様子を観察し、見守る

習い事の時間、子どもがどんな様子でレッスンにのぞんでいるかを、可能な範囲で観察しましょう。

ただし、レッスン中に「もっと集中しなさい!」などと声をかけるのは、子どものプライドを傷つけることになるのでNGです。

子どもの声に耳を傾け、頑張りに注目する

「今日のレッスンは何が楽しかった?」「先生とどんなお話したの?」などと聞きながら子どもの声に耳を傾け、「今日は⚫⚫を頑張っていたね」など、子どもの頑張りに注目しましょう。

モチベーションの維持につながります。

習い続ける途中で軌道修正もOK

一定期間、同じ習い事を続けるうち「今より少人数のクラスで習わせたい」、
「もっと遊びの要素が多い教室のほうがうちの子には合うかも」などと感じたら、子どもと相談しながらクラスを変える、教室を変えるなどの軌道修正もOK。

「子ども自身が楽しめているか」という視点を忘れないようにしましょう。

「習い事を辞めたい」と言ってきたらどうする?


できることなら長く続けさせたい習い事ですが、「行きたくない」「辞めたい」など、子どもからSOSが発信されることもあります。

「せっかくここまで続けてきたのに・・・」という気持ちから、「何言ってるの!?もっと頑張りなさい!」などと叱咤激励したくなるかもしれませんが、これはNGです。

まずは「辞めたい」という子どもの気持ちの背景を探るようにしましょう。

子どもが「辞めたい」と言ってくる状況として考えられるのは、

・「楽しくなくなってきた」「練習についていけない」など、練習内容に対してネガティブな気持ちを抱いている。

・「練習中にちょっかいを出してくる子がいる」など、人間関係でストレスを感じている。

・「先生が怖い」など、指導者との信頼関係を築けていない。

など、さまざまです。

「ブツブツ言っているくらいなら、辞めてしまいなさい!」と強引に結論を出してしまうのではなく、まずは子どもの思いを十分引き出すことが大切です。

子どもが今感じているネガティブな気持ちをしっかり受け止めましょう。

子どもの心に挫折感が残らない辞め方のポイント3つ

その上で、必要に応じて指導者や周りの保護者に相談し、「あと1か月頑張ってみようか?」など、期限を決めて様子を見るのもよいでしょう。

それでも状況が変わらず、本人が習い事を続けることに苦痛を感じているようであれば、“勇気ある撤退”を決断することも大切です。

最終的に習い事を辞めることになったとしても、子どもの将来に深刻な影響を及ぼすことはありません。

逆に、無理に続けさせるほうが、子どもの心を不安定にしてしまいます。

以下、子どもの心に挫折感が残らない辞め方のポイントを紹介します。

・親が不快な顔をしたり、ネガティブな言葉を発したりしない

・“前向きな解消”に導く

・指導者に感謝の気持ちを伝える

親が不快な顔をしたり、ネガティブな言葉を発したりしない

親が不快な顔をしたり、「これから何をやっても長続きしないわよ」など、ネガティブな言葉を発したりすると、子どもは「自分はダメな人間だ」と思ってしまいます。

子どもの自信をなくしてしまうような言葉や態度は避けましょう。

“前向きな解消”に導く

「ここで辞めることになるけど、⚪⚪⚪が上手になれて良かったね」「またやりたくなったら始めればいいから、そのときは言ってね」など、“前向きな解消”に導くスタンスで向き合いましょう。

指導者に感謝の気持ちを伝える

お世話になった指導者に、最後のレッスンの後、親子で「ありがとうございました」と挨拶することで、良い意味でけじめをつけることができます。

ただし無理強いはNGです。

子どもが恥ずかしがったり嫌がったりする場合は親のみでもOKです。

子どもの習い事は、続けるにしても辞めるにしても、子どもはさまざまな経験を重ねながら成長していくものです。

あくまでも子ども主体で、子どもの選んだ道を応援しましょう。

まとめ

・習い事の「目的」を再確認しよう
・必要に応じて軌道修正もOK。子どもの頑張りに注目しよう
・「辞めたい」と言ってきたら、まずはその気持ちに寄り添う

編集部より

子どもたちにとって習い事を長い期間続けていくことは、簡単な様で、簡単ではありません。
親は常に、子どもたちの変化を見逃さず、汲み取れるようになることが大切です。
習い事を続けているのであれば、普段どのような様子なのかを子どもに聞いて話してみましょう!

子どもが辞めたいそぶりを見せた時は、なぜ?そのような気持ちになってしまったのかを聞いてあげると共に、辞めた方が良いのか?もう少し続けて様子を見た方が良いのか?などの判断も時には必要となります。
子どもたちにとって本当成長に繋がることは何かをコミュニケーションを取り、話を聞いてあげながら、一緒に判断していきましょう!

(参考文献)
・まちがえない!子どもの習い事(コモ編集部編・主婦の友社)
・叱りゼロで子どもは自分でできるようになる!(原田綾子著・PHP研究所)
・賢い子に育てる究極のコツ(瀧 靖之著・文響社)

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