非認知能力を高める方法

非認知能力を高める方法
お母さん
お母さん
非認知能力を高める5つの力の説明を聞いて、非認知能力って奥の深い能力なんだと学びました。
先生
先生
これからは、子どもの将来のためにも非認知能力を身に付けるサポートをしてあげてくださいね 
お母さん
お母さん
非認知能力を高めるサポートか・・・
お母さん
お母さん
非認知能力については理解できたけど、子どもに身に付けてあげられるかとても不安です。
先生
先生
初めは難しくても親も子どもと一緒に成長して高めあっていくんです。
先生
先生
焦らないで少しずつでも実践していきましょうね。

非認知能力の大切さを大人が理解する

子どもの非認知能力を育むために、親が主導権を握って、特別な何かをするということはありません。
すぐに何かを始めなきゃいけない、とプレッシャーを感じることはありませんので安心してください。

まず大人がすべきことは、非認知能力が求められる理由でもお伝えした、AI時代の到来や人生100年時代という不確かな時代を生き抜くために、非認知能力がとても大切になってくるということを知ることです。

ここを理解していれば、意識や言動が変わってくるでしょう。

まだ、読まれていない方はじっくり読んでみてください。

非認知能力とは?
非認知能力とは? 「非認知能力」という言葉を聞いたことはありますか? 非認知能力とは、社会で豊か...

自分の子どもを他の子どもと比較しない

大人も他人と比べられて嬉しくないように、子どもも同じです。

「○○ちゃんはできるのに、あなたはなんでできないの?」と比べられることは、子どもにとっても悲しくて辛いことです。

ましてや大好きな両親にその言葉をかけられたら、とてもショックで傷付きます。
子どもの成長や性格、長所や短所はそれぞれ異なります。

他の子どもとの比較ではなく、子どもの今と過去で比較してみて、どのくらいできるようになったかを見てあげましょう。

他人は他人、この子はこの子と、我が子の成長を見守ることで余裕が生まれます。

この親の余裕が子どもの非認知能力を育てます。

今一度立ち止まって自分の言動をふり返る

自分の行動や考え方の癖について振り返ってみることも大切です。

親も初めは完璧ではありません。気づきを得て、自分自身の考え方や言動を軌道修正して成長していきます。

子どもだと洞察力が低いと決めつけていないでしょうか?
子どもは、想像以上に親の立ち振る舞いを見て記憶しているものです。

一人の人間として子どもを尊重し、その子のペースに親が合わせることが大切です。

「〜歳だからこうあるべき」、「〜ちゃんができるのだからできるべき」、などといった〜べき思考から良いことが生まれることはないと言ってもいいでしょう。

ご存知の通り、人は一人として同じ人はいません。

親は子どもの最大の理解者となれるように、子どものありのままを受け止めてあげてください。

そして、子どもの好奇心の芽を摘んでしまわないように、子どもが目を輝かせている瞬間を見つけたら、注意深く丁寧に接していきましょう。

その子どもなりの成長のスピードに合わせて、今は何に興味があるか、何に悩んでいるのかを、一緒に考えて乗り越えることが、親にできる最善なことです。

親以外の大人との交流

子どもは、親以外の大人との交流の中でも、気づきを得たりコミュニケーションの仕方を学びます。親とは異なった距離感を経験して自分の立ち位置を学んでいくのです。

友達とは日常でいても、親以外の大人との接点は少ないものです。

保育園や幼稚園、小学校の先生、習い事の先生、友達家族との触れ合いを通して、いろんな考え方の人がいるという発見は、とても貴重なことです。

その時どきに、子どもがこんな大人と出会えたら喜んだり成長できるかもしれないと考えて、出会いを提供することも親にできることの一つです。

祖父母と過ごしたり、友達と遊んだり、友達家族とキャンプに行ったり、サッカーチームの合宿に行ったり、いろいろな機会で、子どもはたくさんの刺激を受けることができます。

子どもに関わる先生やお友達の両親、祖父母などともコミュニケーションを取って、「こんな良いことをしていたよ」と聞いたなら、子どもをめいいっぱい褒めてあげましょう。

子どもが安心して挑戦できる環境づくりと声掛け

非認知能力の重要性について理解したら、今まで以上に大らかな心で子どもを見守ることの大切さに気づくのではないでしょうか。

親や保育者ができることは、子どもが楽しんで挑戦し続ける、安全で安心な環境をつくることです。

まずは子どもが安心して、好奇心を持って行動できる環境であるか日常で言っていることを見直してみましょう。

見直してみると
「〜しなさい」
「〜をしたら失敗するからやめなさい」
「〇〇するよりも△△した方がいい」

などと、親の考えばかりを伝えてはいないでしょうか

もし、気がついたことがあれば、すぐにノートに記録しましょう。日常の行動の癖がわかります。

親が主導権を握りすぎて、子どもが自発的にやりたいことを阻害したり、挑戦したいけどできないということは非認知能力を育むためには避けたいです。

親の何気ない言葉によって、子どもの自己肯定感がみるみる減ってしまいます。

非認知能力を意識して、子どもの意見を尊重したり、心の声に耳を澄ませてみてください。

子どもが失敗を恐れずに挑戦する勇気が持てるよう、可能な限りサポーターに徹しましょう。

子どもは失敗から学ぶ

子どもは失敗から学ぶことがとても多いです。
先回りして止めることなく、子どもを優しい目で見守ってあげてください。

次に、気持ちに余裕があるときにはなるべく、「どうしてそう思ったの?」と、日常の会話のやり取りのなかで、あなたを尊重していますというメッセージを子どもに伝えてあげてください。

直接「大好きだよ」、「愛しているよ」と伝えることも子どもの自己肯定感を高めるのに効果的です。

子どもは、大好きな親に信頼されて愛されているんだという自信や誇りから、自主的に考えたり、思いを伝えたり、自分を信じて行動していくようになります。

それぞれの家族にベストな形を求めて

現代は核家族が多く、共働きの家庭が増えています。ワンオペ(ワンオペレーション)育児で毎日大変な思いをされている方もたくさんいらっしゃるでしょう。

今は、行政や民間の家事代行サービスや、園へのお迎えをお願いできるサービスなどもあります。

このようなサービスを利用して時間を生み出して、生まれた時間を子どもと向き合う時間に費やすのも一つの手です。

また、ご近所さんや、ママ友達やパパ友達と力を合わせて、協力して子育てする環境を作ってくこともできたらいいですね。

正解は一つではありません。

自分たち家族が、心にゆとりを持って快適に育児ができる環境を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

また、子どもとの時間の確保が難しいことに心を悩めていらっしゃる方もいるかもしれません。

その場合は、「子どもと接する時間は長さではなく、密度が大事」と考えることをおすすめします。

子どもと接する時間が足りていないと感じたなら、「今日はどんなことがあった?」、「何をして遊んだの?」など積極的に子どもに話しかけ、対話をしてみましょう。

日々の声かけを習慣化し、週末など時間が取れるときは、子どもと向き合う時間を大切にしたいです。

お母さん
お母さん
少し難しく、考えすぎてました……
お母さん
お母さん
非認知能力について理解し、子どもの気持ちや行動に寄り添ってあげることが大切なんですね。
先生
先生
そうです!ここでのポイントは非認知能力を知った上で子どもに寄り添うことです。
お母さん
お母さん
大切な子どもが将来、幸せな人生を送ってもらえるように、非認知能力について理解を深めていきたいと思います!
先生
先生
子育てに一生懸命なお母さんを応援します。一緒に頑張りましょうね!
まとめ
  • 非認知能力の大切さを理解して親の意識が変わることが第一歩。
  • 何気ない日常生活の中で非認知能力を高めることができる。
  • 子どもにとっては親だけでなく、第三者との関わりが大切。

(参考文献)
学力の経済学(著者:中室 牧子、出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
学力で測れない非認知能力が子どもを伸ばす(著者:中山 芳一、出版:東京書籍)
「非認知能力」の育て方:心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育(著者:ボーク 重子、出版:小学館)
子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門(著者:平岩 国泰、出版:夜間飛行)
やり抜く力 GRIT(グリット)-人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける(著者:アンジェラ・ダックワース、出版:ダイヤモンド社 )