やりぬく力

失敗をバネにして成長できる子の育て方

「子どもに失敗させたくない」と思う親は多いものです。

その気持ちが強いあまりに、先回りしてしまい、「⚪⚪️しなさい!」「最初に△△をやって、次に××をしなさい」などと指図ばかりしていると、主体性のない子に育ってしまいます。

たとえば朝、子どもがのんびりしていて園や学校に行く支度が遅れている姿を目にしたときに、「まったくあなたは、いつも支度が遅いんだから……」と、親が全部支度をしてあげたりしていませんか?

このように関わっていると、子どもは忘れものをするという「失敗」を自分の責任だと感じなくなり、だれかに言われることや、手伝ってもらわないとなにもできなくなってしまいます。

子どもの成長には、失敗はつきものです。

失敗しても立ち直り、それをバネに成長できる子にするための親の関わり方について、紹介します。

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子どもは、失敗の経験から多くのことを学ぶ


「失敗」と聞くと、「避けたほうがいいもの」「なるべく経験したくないもの」というイメージがありますよね。

確かに、大人になって社会に出ると、「会社で⚪⚪に失敗して評価がさがる」など、ネガティブな結果が伴うこともあるでしょう。

「失敗したら、周りの皆に迷惑をかけてしまって申し訳ない」「入社して△年目になるのに、こんなことで失敗したら新入社員に笑われるかも・・」などの気持ちを抱くこともあり、気がついたら、“失敗しないように行動する癖”がついてしまっている、という人も少なくないかもしれません。

しかし、子ども時代は別です。

なぜなら、子どもは、失敗の経験から多くのことを学び、たくましさを身につけていくからです。

困難にぶつかり、一度はしょげかえってしまっても、そこから学んで再びその困難に立ち向かうようなたくましさは、失敗を乗り越える経験からしか学ぶことができません。

たとえば、逆上がりの練習です。

何度やってもうまくいかず、手の皮がむけてしまうことや、ひざをすりむいて泣いて、それでもあきらめずに挑戦してやっとできるようになったときは、子どもは、とても嬉しそうな表情を浮かべますよね。

失敗を乗り越える経験を繰り返すうちに、「失敗してもまた挑戦できる自分」をセルフイメージできるようになり、挑戦へのフットワークが軽くなっていくのです。

子ども時代の失敗は、「大ケガをする」など深刻な事故が起こらないかぎり、大人から見ればたいしたものではないはずです。

失敗しても人生が終わるようなことは、まずありません。

子どもには、どんどん失敗させてあげましょう。

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