挨拶・礼儀

挨拶・礼儀は子どもにいつから、どう教える?

きちんと挨拶ができる子になってほしい!
礼儀正しい子になってほしい!
そう願う親は多いでしょう。
しかし、子どもは親の期待通りに育つとは限りません。

「挨拶するように」と言い聞かせているのに、それがなかなか身につかないということも多々あるものです。

子どもに挨拶や礼儀を覚えてもらうにはいつから、どのように教えればいいのでしょうか。

挨拶・礼儀の大切さ、家庭での心がけに加え、習い事の教室で挨拶・礼儀を教わるメリットなどについて解説します。

非認知能力を高める5つの力 ①挨拶・礼儀 「挨拶・礼儀」は、周りの人との関係や社会生活の秩序を維持するために守るべき、行動様式のことです。 「こんにちは...

赤ちゃん時代から子どもの名前をよび、挨拶を


挨拶は、日々のコミュニケーションの基本です。

いつからどのように教えればよいのか気になるところです。

しかし、子どもが赤ちゃんの頃から子どもの名前をよび、
「⚪⚪くん、おはよう」
「⚪⚪ちゃん、ありがとう」などと日常的に声をかけたり、親自身が周りの人と気持ち良く挨拶したりすることで、子どもはまだ言葉が話せなくても挨拶の心地よさを体感できるようになるものです。

また、園や小学校で集団生活が始まると挨拶する機会が増えるため、先生や周りの友達に触発されるような形で挨拶ができるようになることも多いものです。

ただ、子どもによっては、人見知りな性格で、成長の過程で「挨拶するのは恥ずかしい」と感じたりするケースも少なくありません。

その場合は、「なんで挨拶しないの?」などと叱るのはNG。

仲良しの友達のママなど、近所の身近な人と会ったときに「⚪⚪️ちゃんのママに挨拶できるかな?」など、場面に応じて心の準備をさせて“練習”するのもよいでしょう。

子どもが挨拶できたら、
「元気に挨拶できたね!」
「今の挨拶、すごくかっこ良かったよ!」など、
挨拶できたその瞬間に声をかけてあげることで、「できた!」という自信につながります。

これを繰り返していくことで、挨拶が身についていきます。

子どもに「礼儀」を教えるときの親の関わり方


礼儀とは、社会のきまりにかなう人の行動や作法のことです。

「子どもだから」と多めに見てくれる人もいるかもしれませんが、人に迷惑をかけたり、相手に不快な思いをさせたりしない振る舞いを、年齢に応じて少しずつ教えていくことも大切です。

以下、子どもに礼儀を教えるときの親の関わり方について紹介します。

食事のときの礼儀作法

食事の前に手を洗う、「いただきます」と言ってから食べる、スプーンやフォーク、お箸で遊ばない、食べ物で遊ばない、食事の時間はテレビのスイッチをオフにしスマートフォンも見ない、食事が終わったら「ごちそうさま」という・・など、基本的な礼儀作法は、言葉で教えるよりも、親が模範の姿を見せるのが近道です。

ただ、礼儀を重んじるあまり、できていないことを叱ってばかりいると、子どもにとって、食事の時間が苦痛になってしまいます。

そもそも食事は「楽しむ」ものですから、「スプーンはこう持とうね」「食べ物で遊んだら、食べ物が悲しむんじゃない?」など、やさしさやユーモアをまじえて注意することを心がけましょう。

よそのお宅を訪れるときの礼儀作法

お宅に上がる前に「おじゃまします」と挨拶すること、玄関で靴を脱いだら靴を揃えること、帰宅するときは、「おじゃましました」と挨拶することを教えましょう。

「挨拶すると気持ちいいね」「靴をそろえると、玄関がきれいになるね」など、おりにふれて伝えていきましょう。

電車やバスなど公共の場での礼儀作法

電車に乗るときは降りる人が先、座るときは場所をとらない、大声で話さないなど、基本的なマナーについて事前に教えます。

マナーを守れたら、「電車の中で静かにできたね」などと褒めてあげましょう。

礼儀やマナーは、すぐに覚えられるものではありません。

長い目で見て、焦らずコツコツと、子どもに伝えていきたいものです。

習い事でも挨拶や礼儀作法に注目する


家庭や学校以外で挨拶や礼儀を身につけられる場所といえば、習い事です。

中でも、空手、剣道、柔道、合気道など武道系の習い事は、練習を通して礼儀礼節を学ぶことができます。

もちろん、サッカー、野球、バスケットなどのスポーツも、チームでプレーしながらお互いに声をかけあったり、練習の最初と最後に皆で挨拶をしたりなどがプログラムに組み込まれていることが多いものです。

挨拶するだけでなく、挨拶や礼儀作法が自然と身につくことが多いようです。

〇 脱いだ靴をそろえる。
〇 自分の道具をしっかり管理する。
〇 チームで使う道具を整理整頓する。
〇 練習が終わってからゴミ拾いをする。

子どもの習い事の様子を見学する場合は、練習の様子だけでなく挨拶や礼儀の部分にも注目し、「大きな声で挨拶できていたね」「皆で整理整頓ができてすごいね」などと声をかけてあげましょう。

まとめ

・挨拶できたその瞬間に「できたね」と声をかけることで、自信がつく
・挨拶や礼儀は、長い目で見て焦らずコツコツと伝えていくことが大切
・習い事で育む挨拶や礼儀にも注目する

編集部より

挨拶や礼儀の大切さは、誰に聞いても大切!大事!と言われるものですし、小さな子どもでも頭では分かっているものではないでしょうか!?
けれども、実際できているかは別の話です。
挨拶や礼儀をしたり、されたりして、嫌な気持ちになる人はいないでしょう!
子どもたちには、挨拶の大切さを伝え、身に付けてもらうためにも、できていないことを叱るやり方ではなく、少しでもできたことを認め、褒めてあげることが大切だと分かりました!
また挨拶や礼儀は、家庭内のみではなく習い事の環境などで自然と学び、身に付くものでもあります!
日々の積み重ねが、挨拶や礼儀をできるようになりますので、コツコツ積み上げて、挨拶や礼儀ができる子どもになってもらいましょう!

(参考文献)
・たまひよ|挨拶しなさい!は逆効果。子どもに挨拶はいつから? どう教える?
・All About|食事のマナーを子どもにしつけるには? 幼児期からの食育が大切
・KIZUNA|子どもの躾について。礼儀作法を教えるためのしつけのやり方とは
・8歳までの子どもの脳にやっていいこと悪いこと(成田奈緒子 著/PHP研究所)

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