問題解決能力

子どもの「課題解決力」を高める家庭での会話

子どもに選択させ、理由をたずねるような会話を心がける

子どもの「自分で考える力」を育み、課題解決力を伸ばしていくためには、家庭での会話が重要なカギとなります。

コツは、カンタンです。さまざまな会話を交わす際、親の考えを子どもに押し付けるのでなく、子どもの考えで行動させることを心がけましょう。
たとえば、
「朝ごはんは、パンとご飯、どっちを食べる?」
「靴はどれをはいていく?」など、子どもの考えで行動させるような言葉をまめにかけるようにするのです。

親は忙しいとどうしても、食べるもの、着るもの、お出かけ先などをすべて決め、子どもに押し付けてしまいがちです。

これを繰り返していると、子どもは「なんでもママが決めてくれるから」と、“思考停止”状態に陥ってしまいます。

ほんのちょっとしたことでいいので、子どもに考えさせ、理由をたずねるような会話をなるべく多く、実践しましょう。

解決策が出ないことを責めない、否定しない

以下、家庭での会話の注意点を列記します。

子どもからの「なぜ?」「どうして?」にはなるべく答える

幼児期の子どもは、何かにつけて「なぜ?」「どうして?」と聞いてくることが多いものです。

忙しいときは「あとでね」と流したくなりますが、なるべく子どもの疑問を受け止めてあげましょう。

「すごい不思議を見つけたね。ごはん食べ終わったら、いっしょに調べてみようか」など、
親子で学べるような環境づくりを意識しましょう。

「できない!」と投げ出しそうになったら、叱らずサポートを

子どもなりに、自分で一生懸命考えているのに結果が出ず、投げ出しそうになったときに、「できるまで自分で考えなさい!」と、突き放すのはNGです。

「どこができなくて困っているの?」
「ママといっしょにやってみようか」などと、サポートし、解決へのヒントを提示してあげましょう。

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答えが出ないことを責めない、否定しない

考えているのに解決方法が思い浮かばない、親からみて間違った方法で解決しようとしている時に、つい、「それは違うでしょ!」「なんでもっと違う考え方ができないの?」などと叱ってしまうと、子どものやる気を奪ってしまいます。

どうすれば解決するか、前向きに作戦会議をしましょう。

まとめ

・ 課題解決力は、グローバル時代を生き抜くのに必要不可欠な力である。
・ 子どもの課題解決力を高めるには、家庭での会話が大切。
・ 親は自分の意見を子どもに押し付けず、子どもの考えが聞けるような言葉かけを。

編集部より

VUCA時代と言われる激しい変化が求められる社会となっており、子どもたちには自分たちで課題を解決する力を身に付けることが大切であることが分かりました。
この力を身に付けるためには、親のサポートが必要不可欠です。
子ども自身に考えさえる、コミュニケーションを取りながらも、意見を受け入れることが大切になります。

(参考文献)
・失敗に負けない強い心が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方」(著・船津徹 KADOKAWA)
・GRIT やり抜く力(著・アンジェラ・ダックワース、訳・神崎朗子 ダイヤモンド社)
・叱りゼロで子どもは自分でできるようになる(著・原田綾子 PHP研究所)

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