やりぬく力

子どもがスポーツでスランプに悩んだときの、親のNG行動、OK行動

子どもが新しく始めたスポーツ、「子どもがやりたいと言ったから」「親自身が子どもの頃習っていて、自分の子にも習わせたかったから」などきっかけはさまざまですが、スポーツを頑張りながら、楽しく続けて欲しいですよね。

しかし、スポーツと切り離せないのが、「スランプ」とよばれる一時的な成長の停滞です。

スランプが続くと、「練習してもうまくならない」「友達にタイムを抜かされた」などとネガティブな言葉を発するようになり、「スポーツを辞めたい」「練習に行きたくない」などと言い出す子どもも少なくないようです。

親はこんなとき、どのように関わればよいのでしょうか。

非認知能力と関連づけて解説します。

スランプはだれでも訪れるもの。成長するために欠かせない

スポーツを始めると、最初は順調に上達していくことが多いですが、そもそもスポーツの能力は、必ず右肩上がりにぐんぐん伸びていくものではありません。

「レベルアップした」と思ったら停滞がはじまり、その時期は上手になりません。

しかしその後またレベルアップしていく、というパターンを繰り返すものです。

伸びが止まる状態のことを、一般的に「スランプ」とよんでいますが、ほとんどは、「プラトー」(=一時的な停滞状態)のことだと言われています。

この期間は、新しい取り組みなど自分自身のスキルとして身につけるために必要な時間です。

いわば、「次の段階にジャンプするために、力をためている状態」とイメージするとよいでしょう。

スポーツにおけるスランプの時期は、成長するために欠かせないものです。

だれにでも訪れることを知っておきましょう。

子どもがスポーツでスランプに悩んだときの、親のNG行動3つ


習い始めの頃は上達のスピードが早く、何もかもが新鮮で楽しかったスポーツですが、
スランプが続くと、「練習してもうまくならない」「今日の練習は全然楽しくなかった」などと、ネガティブな気持ちになってしまう子どもも少なくないようです。

本人の意思で始めたはずなのに、急に「辞めたい」と言い出すこともあります。

こんなとき、親はどのように対応すればよいのでしょうか。

まずは、NG行動を紹介します。

⚫️「もっと頑張りなさい」などと命令する
子どものやる気がダウンしていることを責め、「もっと頑張りなさい」「ここでやめたら一生後悔するわよ」などと命令したり決めつけたりすると、子どもはますます自信をなくしてしまいます。

⚫️親も子どもと一緒にクヨクヨしてしまう
子どもがしょんぼりしたり落ち込んだりしている姿をみて、いっしょにクヨクヨしてしまう保護者の方もいます。

気持ちはわかりますが、子どもは親の姿をみて、「ママ(パパ)が元気ないのは僕(私)のせいだ・・」などと、自分を責めてしまいます。

⚫️他の子やきょうだいと比べる
「⚪⚪ちゃんはあんなに頑張って上手になっているのに、なぜあなたは頑張れないの?」など、「お兄ちゃんは続けられたのに、なぜあなたは辞めたいなんていうの?」etc。

周りの子やきょうだいと比較する言葉は子どもに挫折感や敗北感をもたせ、さらにスポーツから気持ちを遠ざけてしまいます。

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